YKK AP株式会社

企業としての循環経済への取組に対する基本的な価値観や方針

YKK APでは持続的な成長を牽引する、経済・環境・社会テーマにおける戦略的な取り組みとして、10のマテリアリティを特定。その1つである「環境との共生」で、窓メーカーとして製品製造に不可欠で、限りある資源を最大限有効活用する「循環経済」を重要な課題と位置付けている。

その実現に向け、事業活動における投入資材の削減、社内における再利用、再生材の利用、廃棄物排出量の削減を推進している。

循環型ビジネスにおける市場機会や自社の強み

窓の主要原材料として、アルミや樹脂を使用。アルミは地金精錬・製造過程で大量の電気を消費する。一方、一度使用されたアルミスクラップは再溶解の際、地金精錬時の30分の1の電力・燃料消費で済むため、アルミリサイクル率の向上がカーボンニュートラル、サーキュラー・エコノミーに貢献する。

樹脂はアルミに比べリサイクルの際の技術的課題が多いが、製造時に発生する端材の社内リサイクル向上に加え、使用後に発生する解体樹脂窓の回収・リサイクル体制構築に向けて、業界全体で取り組んでいる。

指標・目標の設定

2050年環境負荷ゼロを目指し、以下の指標について中期環境事業計画(現中期;2021~2024年度)を策定し、その達成に向けた取り組みを推進。

・樹脂社内リサイクル率:2024年度までに70%以上

・廃棄物リサイクル率(グローバル):2024年度までに99%以上

・廃棄物排出量(グローバル):2024年度までに13.9千t(2016年度20.5千tの32%削減)

実施体制

サーキュラー・エコノミーを含む環境政策推進体制として、社長を委員長とする「YKK AP環境政策委員会」が経営視点での環境方針・戦略の策定、承認を行い、その方針のもと、「YKK AP環境委員会」が営業・開発・製造・管理・海外部門へ環境政策を落とし込む。環境指標の達成度については環境政策委員会で確認し、必要な見直し・強化策を講じている。

参考URL

https://www.ykkap.co.jp/company/jp/sustainability/environment/report2022/