ダイオーエンジニアリング株式会社
企業としての循環経済への取組に対する基本的な価値観や方針
大王グループは「誠意と熱意」をもって「3つの生きる」を成し遂げ 「やさしい未来」を実現することを企業の存在意義と位置づけ、経営理念「世界中の人々へ やさしい未来をつむぐ」の実現を目指しています。衛生、人生、再生の「3つの生きる」とは、人々の健康を守る、人生の質を向上させる、地球を再生する、「やさしい未来」を実現するためのビジョンであり、これを経営理念の4つの柱、「ものづくりへのこだわり」、「地域社会とのきずな」、「安全で働きがいのある企業風土」、「地球環境への貢献」を通じて成し遂げていくことに取り組んでいます。この価値観や方針が、事業活動を通じて循環型社会の実現をリードする当社の強みとなっています。
循環型ビジネスにおける市場機会や自社の強み
大王グループの一員として、紙の製造工程における抄紙機、紙加工機、発電ボイラー、パルプ製造ライン、排水処理設備の改善・保全を中核事業とし、お客様の生産性向上と製品品質の安定化に貢献しています。長年の実績と深い専門知識を活かし、環境リサイクルプラントや検査機器の提供を通じて、循環型社会の実現に貢献してきました。
環境リサイクルプラントの設計・施工からメンテナンス、再資源品の取り扱いまで「環境リサイクル」のトータルコーディネートでサポートします。
近年では、RFID製造及び販売を開始、製品のトレーサビリティ向上や生産効率化を支援するソリューションを提供しています。お客様のニーズに合わせたRFIDタグ、ハードウェア、ソフトウェアを組み合わせ、最適なシステムを構築することで、働き方改革やサプライチェーンの透明性向上をサポートします。
私たちは、今後もお客様と社会の課題解決に貢献するため、環境への配慮とデジタル技術を両立させた革新的なソリューションを提供し続けていきます。
指標・目標の設定
将来企業価値に影響を与える項目として、重要かつ優先的に取り組むべきマテリアリティを設定、その中で循環型社会の実現についてリスク・機会を抽出し、中長期の事業戦略を策定しています。容器包装リサイクルプラスチック、家電リサイクル、自動車リサイクル、プラスチック再生、産業廃棄物処理等のリサイクル現場において、廃棄物から硬質・軟質・難燃プラスチック・黒色プラスチック、紙・木、金属、ゴム、ガラスなどを材質別に自動選別する装置の開発・販売を通して海洋プラゴミ問題の社会課題解決に貢献します。
実施体制
大王グループ全体のサステナビリティ戦略を定め、循環型社会の実現を含む社会課題の解決を通して大王グループの社会的価値を向上させるとともに、企業価値の向上を実現させていくことを目的に、社長を委員長とする「サステナビリティ委員会」を設けて取締役会にサステナビリティに関するマテリアリティの決定、及びマテリアリティに対する目標・コミットメント・取り組みを諮問しています。
参考URL
大王グループ サステナビリティ・ビジョン
https://www.daio-paper.co.jp/wp-content/uploads/20210527_Sustainability-Vision.pdf
大王グループ 統合レポート 2023
https://www.daio-paper.co.jp/wp-content/uploads/pdf/2023/DAIO_2023_all_re.pdf