第3回官民対話「循環経済についての投資家からの観点と、情報公開のありかた」を開催しました。

J4CEでは、循環経済のさらなる発展を目指す意見交換の場として、第3回官民対話（オンライン）イベントを「循環経済についての投資家からの観点と、情報公開のありかた」をテーマとして開催し、約110名の方々のご参加をいただきました。

最初に、株式会社日本政策投資銀行の竹ケ原啓介様より、「金融からみた循環経済パートナーシップへの期待」と題して講演をいただきました。昨今のESG金融の流れを中心に、特に日本では、気候変動対応において経産省が設置したTCFDコンソーシアムによって企業の関心が高まったことから、J4CEにも循環経済においてそのような役割が期待されるといったお話をいただきました。

続いて、昨年発行された「サーキュラー・エコノミーに係るサステナブル・ファイナンス促進のための開示・対話ガイダンス」について経産省より説明があり、企業と投資家・金融機関との間で、質の高い対話・エンゲージメントを実現するためには、何が必要か、という問題提起と共に、ディスカッションへ移りました。

ディスカッションでは、J4CE参加企業からのご意見、J4CE関係者からのコメントに加え、竹ケ原様にも引き続きご参加いただいて、示唆に富んだコメントをいただきました。

第4回官民対話は、2022年3月16日（水）10～12時に、今年度のまとめを中心に開催予定です。また、第5回は「マッチング会合」として3月下旬または4月に予定しています。詳細は追ってご案内申し上げます。