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第12回官民対話「デジタルを活用した異業種間での動静脈連携の取組」を開催しました。

J4CEでは、循環経済のさらなる発展を目指す意見交換の場として、官民対話を継続的に実施しています。デジタル技術の進化は、サーキュラー・エコノミーに重要な要素であることから、第12回目は「デジタルを活用した異業種間での動静脈連携」をテーマとして、2024年1月24日にオンラインで開催いたしました。

今回の官民対話では、デジタルを活用した異業種間での動静脈連携の取組について、2つのグループから発表いただきました。小型家電製品の原材料から製造、流通、消費、回収、廃棄に至る過程をデジタル化し、資源の流れやリサイクルにかかるコストを追跡した持続可能なビジネスモデルを導くための実証実験、次に、スマートフォンを通して消費者に製品の環境パフォーマンスや購入につながるインセンティブを提供することで、消費者の行動変容を計測する実証実験について紹介いただき、その後パネルディスカッションを行いました。当日は、75社・団体、計161名(関係者除く)の方々にご参加をいただきました。


【プレゼンテーション】

-    環境省「循環経済及び資源効率性原則(CEREP)に関するG7- B7ワークショップおよびCOP28概要・CEサイドイベントの実施報告」

-    三菱電機㈱、㈱フューチャー・エコロジー、㈱ビックカメラ、ヴェオリアグループ、㈱digglue「東京都R5革新的技術・ビジネスモデル推進プロジェクト『小型家電由来の廃プラスチック再資源化の加速』」

-    ㈱電通、㈱電通プロモーションプラス、㈱ローソン、㈱明治、㈱ナカダイホールディングス「循環プラットフォーム『で、おわらせないPLATFORM』」



【パネルディスカッション】

上記2つの取組に係る参画企業の代表者がパネリストとなり、動静脈連携を後押しする取組という視点から議論をしました。動静脈企業間の連携を生み出し、計画段階から対話ができる機会の創出や、再生材利用促進に向けた中長期的な目標値の設定などのご意見が寄せられました。