2024年度注目事例募集のご案内

今年度、J4CEでは注目事例集を作成いたします。注目事例集は、３Rやシェアリング、環境配慮設計等、循環経済に関する日本の優れた技術やビジネスモデルを広く周知することを目的として作成され、2021、2022年度に作成されたものは国内会議やCOP等の国際会議で配布されました。国内だけでなく海外での注目度も非常に高く、これら注目事例集やJ4CEウェブサイトの取組事例を見た国内外からの問合わせが増えており、海外企業団体の工場視察やビジネスマッチングに繋がったケースもあるほどです。

今年度は「事業者間連携事例の構築・推進」をテーマに掲げ、来年初頭にデジタル版を発表できるよう準備しております。つきましては、J4CE参加企業・団体の皆様から上記テーマに沿った取組事例を広く募集しております。例えば、以下のような取り組みが含まれます。

　・　自社のバリューチェーン内の連携での完結する水平リサイクルの技術や回収モデル（自社製品の再生材が自社に戻って再生されるケース）

　・　他業種と連携したカスケード型の３R（再生材・再生品は自社に戻らず、他社が使用し販売するケース）

　・　プラスチック資源循環法を活用した公民・民民連携での回収・リサイクル（広域回収やプラスチック全回収などのケース）

　・　デジタル技術を駆使したトレーサビリティや見える化により事業間連携を促進するビジネスモデル（再生率の設定やバージン材の投入量のモニタリングなど）

　・　連携を通し、モノの製造・販売ではなくサービスの提供を重視した循環型ビジネスモデル（リユース、シェアリング、サブスクリプションなど）

【募集要項】

提出期限：2024年7月31日（水）18時まで

テーマ：「事業者間連携の構築・推進」

必須条件：

・取組に関与する企業・団体のうち、１企業・団体以上が「循環経済パートナーシップ（J4CE）」に参加登録されていること。（まだの方は、この機会に是非参加登録下さい）

・2022年7月～2024年7月31日までに事務局に提出された事例であること（既往事例の更新を含む）。

応募方法：応募フォームをダウンロードし、必要事項をご記入の上、J4CE事務局（J4CE_Secretariat@iges.or.jp）にご送付ください。　　　

文字数：500～1000文字以内（内容についてはフォームの記載例をご覧ください）

画像：JPG、PNG、または、PDF（複数ページ可）

言語：日本語（英語版の提出は、上記に示す期限後でも可。採択された場合は2024年12月31日までに提出のこと）

事例集掲載までのプロセス：締切後に、有識者メンバーによる委員会により採択可否を決定致します。その後、2025年1月のJ4CE官民対話イベントで、発表式を行う予定です。

注意事項：

・事業者間連携とは、自社グループ企業以外との連携を意味し、自治体や団体（NGO、NPO等）との連携も含まれます。

・ご提出頂いた事例は、採択有無にかかわらずJ4CEウェブサイトに掲載されます。

ご質問がある方は、事務局までお問い合わせください。