news お知らせ

第15回官民対話(対面型ワークショップ)を開催しました。

J4CEでは、循環経済のさらなる発展を目指す意見交換の場として、官民対話を継続的に実施しています。第15回目は、循環経済ビジネスの促進や動静脈企業を含む事業者間連携の強化を目的として、対面によるワークショップを2024年8月30日に日比谷国際ビルコンファレンスにて開催いたしました。今回は、公益財団法人産業廃棄物処理事業振興財団のご協力のもと、廃棄物処理やリサイクルを行う静脈企業にも多くご参加いただきました。


前半は、環境省および経済産業省から、循環経済に関する最新の動向を発表いただき、後半はグループディスカッションを中心としたワークショップを行いました。

グループディスカッションでは、プラスチック、金属、バイオマスなど7つの班に分かれ、動静脈間の連携を阻む原因や課題および連携促進のための対応策について意見交換を行いました。本ワークショップでは動脈企業、静脈企業、金融機関、デジタル企業、各種団体など異業種間の議論を通しバリューチェーン全体での資源循環に関する知識や理解が深められ、参加者からも「新しい視点を学んだ」、「業種を超えて意見交換でき有意義だった」などの声が聞かれました。また、官民対話の最後には業種の垣根を越えたフリースタイルの交流会が行われました。

当日は台風の影響で荒天にもかかわらず、製造業、商社、廃棄物処理・リサイクル業、デジタル業、金融業など計29社・団体、46名(関係者を除く)にご参加をいただきました。


【プレゼンテーション】

・ 環境省「第五次循環型社会形成推進基本計画及び再資源化事業等高度化法について」

・ 経済産業省「資源循環経済政策の最新の動向について」


【グループディスカッション】

プラスチック(2班)、金属、バイオマス、小電・家電、バッテリー、建設・廃材の7つの班に分かれ、以下の設問に関しグループ内で意見交換し、参加者全体へ発表。

・5つの側面(技術、コミュニケーション、規制、認証制度、資金)とご自身の経験を基に、連携の促進を阻む原因・課題

・これらの課題に対し、連携を促進するために必要と思われる自社・自団体及び関係主体の役割