岩谷産業株式会社
岩谷産業株式会社
の取組事例
環境のために
当社は環境活動にグループをあげて取り組んでいます。
単なる産業公害防止にとどまらず、廃棄物、生活排水による水質汚濁問題や地球温暖化、オゾン層の破壊など地球規模の環境問題に視点を合わせ「イワタニグループ環境憲章」を設定・遵守することで、持続可能な発展に寄与する企業を目指します。また、より大きな成果をあげるために組織や体制の強化を図り、従業員の意識の向上にも取り組んでいきます。
・気候変動、環境汚染
当社は、「イワタニグループ環境憲章」の行動指針で、自然環境との調和として「自然生態系に配慮した、資源およびエネルギーの環境効率の向上を目指す」ことを約束しています。また、環境方針でも「環境目標を設定し見直すことにより、環境パフォーマンスを向上させるための環境マネジメントシステムの継続的な改善を推進」することを掲げています。
・生物多様性
投入する資源・エネルギー量や、廃棄物、CO2排出量などの削減や水利用の低減に努めています。さらに、輸入から小売までを担うLPガス事業での配送効率化に取り組むなど、事業活動における環境効率の改善を推進し、気候変動・公害汚染防止に努めています。
洗浄成分が100%植物由来の環境にやさしい洗剤「ALALA」の取り扱いなど、当社は事業活動を通じて、地域の自然生態系保護など、生物多様性および生態系の保護に貢献していきたいと考えています。
循環型ビジネスへの取り組み
当社は、「世の中に必要な人間となれ、世の中に必要なものこそ栄える」という企業理念のもと、1970年に「住みよい地球がイワタニの願いです」という企業スローガンを策定し、クリーンエネルギーである「LPガス」の普及やバイオマス燃料「PKS」の供給などを通じて、持続可能な社会の実現に取り組んできました。中でも、「水素」は1941年の取り扱い開始以来、究極のクリーンエネルギーと捉え、「水素」の利活用による「CO2フリー社会」の実現に向け、様々な取り組みを進めています。
樹脂部門においては、政府は2030年にバイオマスプラスチックの200万トンの使用量の目標を掲げており、バイオマスプラスチックの需要は必然的に高まっていくことが予想されます。当社は飲料、食品包材、日用品、家電業界等と幅広い取引を行っており、各業界においてバイオマスプラスチックの普及に向けた具体的な取り組み進めて参ります。