アルミ触媒PETの実現によるPETボトルリサイクルへの貢献
[企業・団体名] 岩谷産業株式会社 Indorama 東洋紡
構成メンバーとその役割、連携のポイント
東洋紡 アルミニウム触媒(TOYOBO GS Catalyst 🄬)の開発、特許技術保有
Indorama アルミニウム触媒を用いたPET樹脂の量産
岩谷産業 アルミニウム触媒PET樹脂のPETメーカーへの製造委託、流通管理、最終需要家への営業
開始時期(予定)等
2015年販売開始
技術やビジネスモデルの説明
当社が取り扱うアルミニウム触媒PETは、従来のPET樹脂に比較して、高い熱安定性、リサイクル性を有する。ボトル等の成型時やリサイクル時の熱処理による、色調や物性の劣化が発生しづらいことから、マテリアルリサイクルの普及に寄与する。
PET樹脂は、もともとリサイクル性に優れているものの、複数回リサイクルを繰り返す場合、熱処理の影響で物性が劣化するといった課題があった。
特にPETボトルに応用することで、ボトルtoボトルのリサイクルの効率を上げる効果が期待される。
実績や目標など
現在、PETボトル用途を中心に採用されており、今後もマテリアルリサイクルを後押しする素材として販売拡大を目指す。