データライブ株式会社

企業としての循環経済への取組に対する基本的な価値観や方針

当社は「情報資源を最適化し、発展的に継続する社会を目指します」という企業理念にもとづき、主にデータセンターにおけるメーカー保守終了後のハードウェア保守サービスの提供を通じて、お客様のシステムの長期稼働を実現しています。メーカーでもお客様でもない第三者が保守を行うため、第三者保守事業者と言われます。廃棄予定の機器や中古再生市場から調達した機器のうち、基準を満たしたものを保守部品として使用しています。

企業様におかれましては、昨今性能が頭打ちになりつつあるIT機器を長期稼働させ、入れ替え頻度を抑制することでDX推進のためのIT予算の捻出が可能になり、自動化・省力化にさらに注力、推進することで競争力を強化できます。それがひいては日本の少子高齢化への貢献となり、最終的に資源循環の適正化へとつながります。


循環型ビジネスにおける市場機会や自社の強み

昨今、EUにおけるサーキュラーエコノミー推進方針には電子機械の修理・リペアによる長期使用の促進が示されています。このような潮流の中、グローバルでは第三者保守市場が大きく成長しており、日本の市場も今後の成長がとても期待されています。当社では事業に必須である保守部品を確保するため、あらかじめ保守部品を備蓄し、これらの部品の情報をデータ化しています。日々集積しているデータが保守品質向上に大きく貢献しており、自社の強みとなっています。さらにこのデータ基盤を用いて備蓄物の利用効率を向上させる取り組みを行っています。当社ではCO2排出を最小限に抑えるため、再生品の利用サイクルの最大化を指向しています。


指標・目標の設定

当社では備蓄物の保守対応への貢献度を継続的に測定しています。この貢献度が高くなるほど再利用効率が高まり、同時に自社の収益性も高まるビジネスモデルを実現しています。当社の事業そのものがサーキュラーエコノミーを推進する事業と考え、最終的なアウトカムとして契約台数を取り上げ、サーキュラーエコノミーに貢献した数値として、また売上の先行指数として注視し、経営に役立てています。


実施体制

当社ではこのアウトカムである契約台数を第一の目標とし、中期経営計画、それに基づく当期の全社方針、各部門の施策、最終的に個人の業績目標までを設定し、日々事業活動を行っています。活動結果は毎月の経営会議にて各部門のKPIの達成状況として報告され、PDCAサイクルを回しています。


参考URL

1:

企業理念

https://www.datalive.co.jp/company/philosophy/

持続的成長を目指す第三者保守サービスの効果と可能性

https://www.datalive.co.jp/company/third-party-maintenance/


2&3:

データライブが考えるサーキュラーエコノミー

https://www.datalive.co.jp/company/circulareconomy/

最大の保守パーツ備蓄量

https://www.datalive.co.jp/capabilities-parts-inventory/

データライブが考える保守品質

https://www.datalive.co.jp/company/datalive-quality/