株式会社ブリヂストン
株式会社ブリヂストン
の取組事例
企業としての循環経済への取組に対する基本的な価値観や方針
ブリヂストングループは、2050年以降を見据えた環境長期目標を設定し、「自然と共生する」「資源を大切に使う」「CO2を減らす」の3つを柱に環境活動を推進している。
環境インパクトの評価結果を踏まえて2020年に策定した環境中期目標「マイルストン2030」では、次のステージに向けて、環境へのインパクトをさらに改善する(貢献を増やし、影響を減らす)とともに、サーキュラーエコノミーへの貢献の促進、また、カーボンニュートラル化へ向けて事業の成長と環境影響や資源消費の拡大を切り離す「デカップリング」への挑戦をさらに加速していく。
循環型ビジネスにおける市場機会や自社の強み
サーキュラーエコノミーは単に環境問題を緩和するだけでなく、資源をより賢く、持続的に利用することでタイヤの価値を向上させ、競争優位性獲得につながるビジネスモデルへの変革の機会であると捉えている。「サステナビリティビジネス構想」を軸に経営全体でサーキュラーエコノミーの促進を進めており、安全性・環境性・経済性・生産性の4つの社会価値・顧客価値の実現に貢献できるように、包括的に取り組んでいる。
指標・目標の設定
Key actions
・サステナブルマテリアルの拡充に向けたロードマップの策定と実施
・資源生産性の継続的向上
・プロダクトサーキュラリティの継続的向上(使用済みタイヤの有効利用)
Focused target
・2030年までに再生資源または再生可能資源に由来する原材料の比率を40%に向上する
実施体制
上記活動を含むサーキュラーエコノミー促進に向けた取組みについては、中期事業計画におり込んでおり、その進捗を当社グループにおける最上位の経営執行会議体として設置しているGlobal Executive Committee(当社執行役及び主要事業体の責任者で構成)に定期的に報告・審議しているほか、サステナビリティレポート等を通じて開示している。
参考URL
持続可能な社会の実現を目指して:
https://www.bridgestone.co.jp/csr/environment/index.html
資源を大切に使う:
https://www.bridgestone.co.jp/csr/environment/resources/index.html