使用済み紙おむつのリサイクルシステムの実現によるプロダクトライフサイクルを通じた循環型モデルの構築
[企業・団体名] ユニ・チャーム株式会社 鹿児島県志布志市 鹿児島県曽於郡大崎町 有限会社 そおリサイクルセンター
構成メンバーとその役割、連携のポイント
当社は、2016年5月から鹿児島県志布志市が主体となっている18の団体・個人から構成された「使用済み紙おむつ再資源化推進協議会」に参画し、同年11月1日には志布志市および、そおリサイクルセンター、当社の3者間で使用済み紙おむつの収集とリサイクルに関する協定を締結しました(2018年4月2日には、大崎町を入れた4者間協定を締結)。2015年のプロジェクト発足後、 2016年度に鹿児島県志布志市と志布志市のごみのリサイクル処理を行う有限会社そおリサイクルセンターで、使用済み紙パンツの再資源化に向けた実証実験を開始しました。2022年6月に鹿児島県の一部の介護施設で、リサイクル原材料を吸収部材の一部に活用した紙パンツの使用が開始され、使用済み紙パンツの水平リサイクルが実現しました。この世界初となる紙パンツの水平リサイクル技術をベースに、衛生用品を使い捨てない未来をつくることを目指すプロジェクトを「 RefF (Recycle for the Future)」と名づけました。
開始時期(予定)等
2024年一般発売を開始
技術やビジネスモデルの説明
参画企業・団体の役割
*ユニ・チャーム株式会社
使用済み紙おむつのリサイクルシステムの構築と商品化
*志布志市・大崎町
使用済み紙おむつの回収
*そおリサイクルセンター
リサイクル装置の設置・稼働・運営
実績や目標など
中期目標として紙おむつリサイクル設備の導入件数 2030年10件以上
(Kyosei Life Vision 2030)
取組を紹介したURL等
https://www.unicharm.co.jp/ja/csr-eco/reff.html