casestudy 取組事例

食品残渣の資源化による発電収益獲得及び廃棄物削減の実現

[企業・団体名] ヤンマーホールディングス株式会社 パナソニック建設エンジニアリング株式会社 株式会社ちよだ製作所

構成メンバーとその役割、連携のポイント

・パナソニック建設エンジニアリング:企画

・千代田製作所:発酵槽建築

・ヤンマーエネルギーシステム:小型バイオガスコージェネレーションシステム製造

開始時期(予定)等

・2018年5月:大和川食産様設備導入

技術やビジネスモデルの説明

カット野菜製造に伴い発生する食品残渣(野菜の切れ端)が約10t/日発生しており、廃棄物処理の点で課題を抱えていた。

当該食品残渣を発酵槽にて可燃性の消化ガスを発生させ、発生したバイオガスを燃料としたバイオガスコージェネレーションシステムを稼働させることにより、電力及び熱(温水)を取り出す。

発生した電力はFIT事業として売電し、熱は発酵槽の加温などに使用することで無駄なくバイオガスの活用ができる。

また、発酵後の廃棄物については発酵前の約10分の1の量へと削減されるほか、肥料として活用する方法についても検討されている。(検証中)

実績や目標など

大和川食産様以外でも同様に大阪近辺の食品加工工場や食品廃棄物処理場などで導入されている。

取組を紹介したURL等

https://www.yanmar.com/jp/about/ymedia/article/biogas.html