凸版印刷株式会社

凸版印刷株式会社
の取組事例

凸版印刷のDNA:

凸版印刷は1900年の創業以来、ステークホルダーとの共創を通じて社会的課題解決に向けた取り組みを続けています。2000年に制定した「TOPPAN VISION 21」の企業理念のなかでは、「情報・文化の担い手としてふれあい豊かなくらしに貢献」していくことを定め、「社会的価値創造企業」を目指し事業を展開してきました。

SDGsと凸版印刷:

SDGsが示す2030年までに解決すべき多くの社会課題は、凸版印刷のこれまでの歩み、目指すべき姿と方向性が一致します。事業活動を通じた社会的課題解決への貢献をより強化していくために、凸版印刷が注力すべきSDGsのマテリアリティを選定し、2019年11月、「TOPPAN SDGs STATEMENT」を策定・公表しました。

循環経済実現に向けて:

凸版印刷は更に、事業活動において特に注力すべき分野を特定したTOPPAN Business Action for SDGsを2020年11月に策定。本アクションでは、環境・まち・ひとの3グループにおいて特に注力していく分野を定めており、循環経済に関しては、脱炭素社会の実現と並び、「サステナブルな地球環境への貢献」に向けた主要な柱、と位置付けています。

指標・目標の設定:

【全社活動マテリアリティ「環境配慮・持続可能な生産」】

気候変動を含む地球環境課題への長期的な取り組み方針を定めた「トッパングループ環境ビジョン2050」を策定。「資源循環型社会への貢献」を1つの大きな軸とし、廃棄物のゼロエミッションを目指します。さらに、SDGs達成目標年度に向けた「トッパングループ2030年度中長期環境目標」を定め、廃棄物最終埋め立て量低減(2017年度比60%削減)、廃プラスチックのマテリアルリサイクル率向上(2017年度比12%増)、を設定しました。

【事業活動マテリアリティ「サステナブルな地球環境」】

2020年に策定した「TOPPAN Business Action for SDGs」により「サーキュラーエコノミーの実現」「脱炭素社会の実現」「エコプロダクツ・ソリューションの拡大」の3注力分野を特定し、サーキュラーエコノミー実現については、サステナブルパッケージの売上比率を2030年度100%(2025年度50%)と目標を設定しました。

実施体制:

凸版印刷はサステナビリティ活動推進のため、代表取締役社長を委員長とするサステナビリティ推進委員会を設置、循環経済の実現については下部ワーキンググループにて部門横断による施策立案を行っています。

フロントラインでは、事業におけるSDGs貢献の一環として、お客さま企業のSDGsバリューチェーン全体を川上から川下までワンストップで支援する事業部門横断SDGs支援専門チーム「TOPPAN SDGs Unit」を編成、2021年2月より活動を開始しています。

参考URL:

凸版印刷 サステナビリティ情報

https://www.toppan.co.jp/sustainability/

凸版印刷 サステナビリティレポート2020

https://www.toppan.co.jp/assets/pdf/sustainability/2020/csr2020_detail-ja.pdf