casestudy 取組事例

使い捨てプラスチック根絶と循環型社会への取組み

[企業・団体名] アストラゼネカ株式会社

実績や目標など

①使い捨てプラスチックの削減:社内の自動販売機からペットボトルを撤去し、給水機を設置し、マイボトルの持参を推進。社内食堂からプラスチックストロー、スプーン、フォークを撤廃し、容器をバイオプラスチックに変更。2019年11月の全社会議では、全社員にタンブラーを配布した。2021年1月の大阪府との包括連携協定では「おおさかプラスチックごみゼロ宣言」の趣旨に賛同し、「おおさかマイボトルパートナーズ」に参加した。社員の意識の変化により、2020年は前年比でペットボトルゴミを7割削減出来た。

②コピー用紙の削減:2018年より各種社内申請の電子化などを推進し、2020年は前年度比マイナス37%、471万枚の紙の量の削減を達成した。累計695万枚の削減を達成した(積み上げると東京スカイツリーの高さに匹敵)。

③廃棄予定のクリアホルダーのリサイクル:アスクル株式会社のリサイクルバリューチェーンの実証実験「環境省令和2年度脱炭素社会を支えるプラスチック等資源循環システム構築実証事業」に賛同し、クリアホルダー1トン(約38000枚)を回収しリサイクルに提供した。

④社内食堂の紙コップを廃止(米原工場):2019年より、紙コップの使用を廃止し、1日約260個(一人当たり約1.3個)を削減した。

⑤古紙の再生(米原工場):製品の包装時に排出される段ボール等の古紙をトイレットペーパーに再生し、トイレットペーパー毎月300ロールを米原市に寄贈している。

その他、米原工場では地域貢献の一環として、工場近隣の清掃活動(毎月)、琵琶湖湖岸の清掃活動(年に一度)を行いプラスチックゴミ(ペットボトルやプラ製品等)や不当に廃棄されたゴミを回収している。

取組を紹介したURL等

https://www.astrazeneca.co.jp/responsibility/sustainability.html