casestudy 取組事例

汚泥からエネルギー・資源を生み出す循環型汚泥処理システム

[企業・団体名] ヴェオリア・ジャパン合同会社

開始時期

2017年頃から

ビジネスモデルの説明

・下水汚泥処理で発生する消化ガスを利用し、再生可能エネルギーとして発電を行い、地域に電気を供給。施設には売電という新たな収益機会を提供し、廃棄物の有効活用の結果、環境と経済の両面に貢献

・下水や排水汚泥、生ゴミを化石燃料ではなく自然エネルギーの太陽光発電で脱水、乾燥、発酵させて堆肥(コンポスト)を生成。地元農家の利用などにより、地域循環型社会に貢献

実績や目標など

<実績>

・船橋市西浦下水処理場 消化ガス発電事業

・山梨県 中央市 とよとみクリーンセンター、他

<目標>

消化ガス発電は自治体や企業の脱炭素化に貢献するものであり、また汚泥や生ゴミから生成された堆肥を地元の野菜や果物の栽培に有効利用して、地元で販売すれば、地産地消型の事業となり、雇用も創出する。これらは地域循環型社会のモデルケースとなり得るため、積極的に規模を拡大していく。こうした取り組みは地元小学生の教材として活用されている事例報告もあり、環境教育の一環としても意義あるものと考えている。

取組を紹介したURL等

船橋市西浦下水処理場 消化ガス発電事業

https://www.nishihara.co.jp/case/case01.html

中央市 とよとみクリーンセンター様

https://www.nishihara.co.jp/case/case08.html