casestudy 取組事例

全国初!亀岡市指定ごみ袋で「地産地消」~プラスチック循環モデルを構築~

[企業・団体名] 亀岡市 株式会社富山環境整備 大阪和田化学工業株式会社

構成メンバーとその役割、連携のポイント

 ・株式会社富山環境整備

  容器包装プラスチックや製品プラスチックを機械選別し、再生ペレットを製造

 ・大阪和田化学工業株式会社

  再生ペレットを加工し、亀岡市指定ごみ袋「燃やすしかないごみ袋」等を作製

 ・亀岡市

  プラスチック資源循環法第33条に基づく再商品化計画の大臣認定を取得(全国第6号)


連携のポイント:

本認定を受けることで、再商品化事業者と連携し容器包装プラスチックと製品プラスチック(以下、プラごみ)を一括で回収し、材料リサイクル(ペレット等)として再商品化することが可能となります。


開始時期(予定)等

令和6年4月1日


技術やビジネスモデルの説明

亀岡市は2023年に同法第33条に基づく再商品化計画の大臣認定を受け、㈱富山環境整備がプラごみからリサイクルペレットを製造し、大阪和田化学工業㈱が同ペレットから指定ごみ袋を作製。「廃棄物は資源」という共通理念のもと、民間活力と高い技術力により、リサイクルの課題を乗り越え、資源循環に係る全国初の取り組みとして「地産地消」を実現しました。


実績や目標など

現時点では、再生材100%のうち、約10%が市民から一括回収したプラごみを原料としています。「プラごみ」が「ごみ袋」として資源循環したことを見える化し、市民の環境意識の醸成に繋がることを期待します。

また、8月1日には環境の情報発信を担う拠点として「亀岡市環境プロモーションセンター ~Circular Kameoka Lab」」が誕生します。今後は、この施設を中心にサーキュラーエコノミー、資源循環に関する情報を市内外に発信し、世界に誇れる環境先進都市・亀岡市を目指します。


取組を紹介したURL等

http://osakawada.co.jp/ssgb/archive/166/

(出典:大阪和田化学工業㈱)

https://plasticjournal.net/column/13353.html

(出典:プラジャーナル)

https://plasticjournal.net/backnumber/companies-and-people/13299.html

(出典:プラジャーナル)

https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1259565

(出典:京都新聞)