豊田通商株式会社
豊田通商株式会社
の取組事例
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豊田通商の循環型静脈事業戦略における自動車リサイクル
豊田通商株式会社
当社では1970年に廃車の適正処理/リサイクル推進・普及を目的とした豊田メタル㈱の設立以降、限りある資源の有効活用を目指し、自動車の生産工程廃棄物から使用済み自動車に至るまでの様々な自動車関連循環型ビジネスを国内外で創出してきました。
- 2021.05.31
- リサイクル
- 廃棄段階
- 金属
- プラスチック
- 食品
- 電気・電子機器
- バッテリー
- 自動車
- 自社独自の取組
- 異なる業種間の連携
- 政府・公的機関との連携
- 海外での取組
- 実用段階にある取組(一般に販売しているなど)
- 単一企業グループによる取組
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豊田通商の再生可能エネルギー戦略
豊田通商株式会社
豊田通商の再生エネルギー事業は1987年の米国風力発電事業に始まり、以来、欧米を中心に事業を拡げ、1999年に日本事業を開始し、現在では日本最大の3.4GWの発電容量(グロス)を有しています。
- 2021.05.31
- 再生可能
- 生産段階
- 利用段階
- 電気・電子機器
- バッテリー
- 自動車
- 自社独自の取組
- 異なる業種間の連携
- 政府・公的機関との連携
- 海外での取組
- 実用段階にある取組(一般に販売しているなど)
- 単一企業グループによる取組
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豊田通商のネクストモビリティ戦略におけるリチウムサプライチェーン
豊田通商株式会社
リチウムイオン電池普及の加速が確実視された2008年、当社は原料となるリチウム(炭酸リチウム)獲得のために世界の資源鉱量調査に乗り出しました。
- 2021.05.31
- 再生可能
- 生産段階
- 流通段階
- 金属
- 電気・電子機器
- バッテリー
- 自動車
- 異なる業種間の連携
- 海外での取組
- 実用段階にある取組(一般に販売しているなど)
- 単一企業グループによる取組
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修理交換バンパーの回収リサイクル
トヨタ自動車株式会社 小島産業株式会社 豊田通商株式会社
トヨタでは関係各社と連携し、事故などで損傷した修理交換済みバンパーを回収し、リサイクルすることで、資源として再利用しています。
- 2021.05.27
- リサイクル
- 廃棄段階
- プラスチック
- 自動車
- 異なる業種間の連携
- 実用段階にある取組(一般に販売しているなど)
- 複数企業・団体による取組
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プラスチックの再資源化で循環型社会に貢献
豊田通商株式会社 ヴェオリア・ジャパン合同会社 小島産業株式会社
プラニックでは、自動車や家電から出る使用済プラスチックだけでなく、物流センターやショッピングセンターから梱包資材、使用済パレットやコンテナなどの製品プラスチックをマテリアルリサイクルし、再資源化します。
- 2021.05.31
- リサイクル
- 生産段階
- 廃棄段階
- プラスチック
- 異なる業種間の連携
- 研究開発・モデル事業等、将来に向けた取組
- 複数企業・団体による取組
企業としての循環経済への取組に対する基本的な価値観や方針
豊田通商グループは「人・社会・地球との共存共栄を図り、豊かな社会づくりに貢献する価値創造企業を目指す」という企業理念を、「恒久的に変化しない、世代を超えて継承すべき最高概念」と位置付け、地球環境に配慮したビジネスの展開、社会に貢献する人づくりを通して、企業価値を高めてきました。
2024年3月期中期経営計画にある4つのマテリアリティ(重要課題)では、ネクストモビリティ戦略、再生可能エネルギー戦略、循環型静脈事業戦略の3分野が3R+Renewableと関係しています。
循環型ビジネスにおける市場機会や自社の強み
ネクストモビリティ戦略では、「開発・生産」「利用・サービス」「再利用」という自動車のライフサイクルの各段階において、「次世代の“クルマ”」(軽量化・電動化に伴う素材置換への対応)、「次世代サービス」(モビリティサービスやコネクティッド事業)、「エネルギーマネジメント」(VPP・蓄電池活用・水素/燃料電池など新たな需要が発生する領域への対応)の3つの切り口で、当社ならではの価値創出に取り組んでいます。
再生可能エネルギー戦略では、競争力あるクリーンな電力事業者として、進出国・事業領域の一層の拡大を目指しています。当社の再生可能エネルギー発電ポートフォリオは、風力を中心に、太陽光、バイオマス、水力で世界合計3.4GWの発電容量(グロス)を誇ります。発電事業にとどまらず、クリーンエネルギーや革新的技術を活用し、自動車/工場・プラントCO2を削減することで、脱炭素社会への移行に貢献します。
循環型静脈事業戦略では、当社が発展させてきた自動車のライフサイクル過程で発生する、鉄・非鉄・バッテリー・レアメタルなど多様な廃棄物の再利用を海外も含めたグループネットワークで展開します。国内の当社リサイクル施設での使用済み自動車のリサイクル率は100%に近いところまで高めています。自動車以外にも、さらには生活資材や家電などの資源循環事業も当社のポートフォリオに含まれています。使用済み自動車由来プラスチックおよびペットボトルのリサイクルでも、国内による事業化によりプレゼンスを高める予定です。
指標・目標の設定
豊田通商では、当社の事業活動がどのようにSDGsの達成に貢献するかを具体的な指標で示すために、2020年にマテリアリティ重要評価指標(Key Performance Indicator:KPI)を設定しました。社会課題の解決に向けて、今後はPDCAサイクルを回し、常にKPI達成度を意識した事業活動を行います。
実施体制
循環経済をはじめとした、当社サステナビリティ重要課題(マテリアリティ)を強力に推進するために、2019年4月に経営企画部の中に新たに「サステナビリティ推進 室」を設立しました。また当社は、年一回開催している「サステ ナビリティ推進委員会」において、サステナビリティ戦略を議論して決定、推進する場としています。サステナビリティ推進委員会で 議論した内容やその他気候変動などへの対応については、適宜取 締役会に報告し、実行していきます。