casestudy 取組事例

プラスチックの再資源化で循環型社会に貢献

[企業・団体名] 豊田通商株式会社ヴェオリア・ジャパン合同会社 小島産業株式会社

構成メンバーとその役割、連携のポイント

豊田通商株式会社(以下、豊田通商)は、ヴェオリア・ジャパン合同会社(以下、ヴェオリア・ジャパン)、小島産業株式会社(以下、小島産業)と共同で、リサイクル施設などから回収されたミックスプラスチックを素材ごとに選別・コンパウンド(※)し、プラスチック原料として再資源化する日本最大級のリサイクルプラスチック製造会社、株式会社プラニック(以下、プラニック)を設立いたしました。

※コンパウンド:原料樹脂に顔料や添加剤、他の樹脂などを混ぜ合わせることで、品質を調整すること

開始時期(予定)等

2022年の操業開始を目指しております。

技術やビジネスモデルの説明

プラニックでは、自動車や家電から出る使用済プラスチックだけでなく、物流センターやショッピングセンターから梱包資材、使用済パレットやコンテナなどの製品プラスチックをマテリアルリサイクルし、再資源化します。回収されたプラスチックは、様々な性質のものが混在するため、素材ごとの選別に課題がありますが、日本初の高度比重選別技術を活用することで、高品質で価格を抑えたリサイクルプラスチックの製造を目指します。

実績や目標など

プラニックは、年間約4万トンの自動車・家電などから出るプラスチックの再資源化について、環境に配慮した事業を運営していきます。プラスチック製品のほとんどは石油を原料としています。プラスチックの再資源化を促進することで、石化製品製造時のCO2排出量の削減にもつながります。本事業を通じて、豊田通商、ヴェオリア・ジャパン、小島産業の3社は、資源循環促進および環境負荷軽減に貢献していきます。

取組を紹介したURL等

https://www.toyota-tsusho.com/press/detail/190405_004357.html