casestudy 取組事例

修理交換バンパーの回収リサイクル

[企業・団体名] トヨタ自動車株式会社 小島産業株式会社 豊田通商株式会社

構成メンバーとその役割、連携のポイント

トヨタでは関係各社と連携し、事故などで損傷した修理交換済みバンパーを回収し、リサイクルすることで、資源として再利用しています。

修理交換済みバンパーは、豊田通商株式会社の管理のもと、各地のトヨタモビリティーパーツの支社を経由し、一部地域では破砕業者を経由し、樹脂コンパウンドメーカーである小島産業株式会社に集積され、再生樹脂として再資源化されます。

開始時期(予定)等

トヨタでは、1990年代初頭から、現在に至るまで活動を継続しています。

技術やビジネスモデルの説明

自動車のバンパーは、修理交換の頻度が高い部品でもあるため、トヨタでは全国の販売店で発生する修理交換済みバンパーを全国から回収し、再び自動車用部品の材料として活用しています。

回収物流については、トヨタ純正補給部品の全国規模でのネットワーク網を活用して、効率的な輸送の仕組み・体制を整えることで、再生樹脂としての活用を後押ししています。また、修理交換済みバンパーを再生樹脂として再活用する際、最大の課題となる塗装膜の除去については、新たな除去技術を開発することで、リサイクルを可能としました。

実績や目標など

20年度単年実績で年間54万本

取組を紹介したURL等

https://global.toyota/jp/sustainability/report/vehicle-recycling/

https://global.toyota/jp/sustainability/report/er/