DOWAエコシステム株式会社
DOWAエコシステム株式会社
の取組事例
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廃棄物焼却灰の溶融・再資源化による人工石材製造
DOWAエコシステム株式会社
当社子会社のメルテック(株)ならびにメルテックいわき(株)は、通常は埋立処分されることが多い焼却灰等を、コークスベッド方式により溶融処理することで、土木資材となる人工石材と、金などの貴金属を含む溶融メタルを分離・濃縮し、再生資源として回収している。
- 2021.05.31
- リサイクル
- 廃棄段階
- 該当なし
- 自社独自の取組
- 実用段階にある取組(一般に販売しているなど)
- 単一企業グループによる取組
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使用済リチウムイオン電池などのリサイクル
DOWAエコシステム株式会社
脱炭素社会実現に向けてエネルギーの効率的利用に大きな役割が期待されるリチウムイオン電池は、電子機器やHV/EVなどの自動車、住宅向けなど様々な分野で普及が拡大している。
- 2021.05.31
- リサイクル
- 廃棄段階
- 金属
- 電気・電子機器
- バッテリー
- 自動車
- 自社独自の取組
- 海外での取組
- 実用段階にある取組(一般に販売しているなど)
- 単一企業グループによる取組
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食品廃棄物を原料とするBDF燃料製造、バイオガス発電
DOWAエコシステム株式会社
食品廃棄物の発生抑制や有効利用は、持続可能な社会を構築するための重要な課題の一つである。
- 2021.05.31
- 再生可能
- 廃棄段階
- 食品
- 自社独自の取組
- 地方自治体との連携
- 実用段階にある取組(一般に販売しているなど)
- 単一企業グループによる取組
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日本製紙・DOWA・JR貨物の3社協業による関東~秋田県のラウンド輸送
DOWAエコシステム株式会社 日本製紙株式会社
首都圏から秋田県へDOWAグループのリサイクル原料を輸送した後の鉄道コンテナを使って秋田県より首都圏へ日本製紙の段ボール原紙を輸送する鉄道コンテナによるラウンド輸送を構築し、将来の輸送力の確保と脱炭素化の両面へ貢献している。
- 2024.07.31
- リデュース
- 流通段階
- 金属
- 紙・木材
- 異なる業種間の連携
- 実用段階にある取組(一般に販売しているなど)
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廃太陽光パネルからの有価金属の回収
DOWAエコシステム株式会社
日本国内の太陽光パネルの導入は固定価格買取制度(FIT)の開始に伴い急速に増えてきている。導入された太陽光パネルは2035年前後から多量に廃棄されることが想定されており、単純に埋立処分がなされると処分場の残余容量を逼迫させることから、最大限にリサイクルを行う手法の確立が求められている。 DOWAエコシステム(株)では廃太陽光パネルに含まれている、銀や銅などの有価金属に着目し、これらを効率的に回収する方法を開発した。
- 2024.07.31
- リサイクル
- 廃棄段階
- 金属
- 電気・電子機器
- 同業者間での連携
- 実用段階にある取組(一般に販売しているなど)
企業としての循環経済への取組に対する基本的な価値観や方針
DOWAグループの企業理念は、「地球を舞台とした事業活動を通じて、豊かな社会の創造と資源循環型社会の構築に貢献する」ことである。
DOWAエコシステムは、金属を中心としたリサイクル、廃棄物処理、土壌浄化などのサービスを主とする環境・リサイクル事業を通じて、この企業理念を実践している。
循環型ビジネスにおける市場機会や自社の強み
DOWAエコシステムは、貴金属を中心としたマテリアルリサイクル、廃棄物の焼却・熱回収、セメント原料化などの廃棄物再資源化、最終処分、工場跡地などの土壌汚染調査・浄化、環境物流、環境コンサルティングなど、さまざまな環境・リサイクル分野のサービスを国内外で提供している。特に、グループ内製錬所向けリサイクル原料のグローバルな集荷、有害な廃棄物の無害化・安定化においては、国内有数の事業規模である。
これらのサービスにより、生産者が循環型ビジネスに求めるニーズへ総合的に応えている。
指標・目標の設定
DOWAグループの現中期計画(2018~2020年)では、CSR方針における企業統治、安全、環境、社会、4つの重点分野において、「2020年のあるべき姿」を中期目標として定めた。その中で「環境」の重点分野では、「循環型社会の構築に寄与する製品・サービスを提供する」という方針を掲げ、リサイクル原料集荷量を指標に定めている。
なお2020年初頭に発生した新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、現中期計画は終了年を1年間延長し、2021年現在、次期中期計画(2022~2024年)を策定中である。今後は更なるサーキュラーエコノミー推進と持続可能な社会構築に向け、より積極的な取組みと目標の再設定を検討している。
実施体制
DOWAグループ全社の取り組みは、DOWAホールディングス(株)経営企画部サステナビリティ推進室が中心となって進め、統合報告書に掲載している。
参考URL
統合報告書 p18~28