廃棄物焼却灰の溶融・再資源化による人工石材製造

開始時期

1999年にメルテック（株）、2018年にメルテックいわき（株）が稼働開始

技術やビジネスモデルの説明

当社子会社のメルテック（株）ならびにメルテックいわき（株）は、通常は埋立処分されることが多い焼却灰等を、コークスベッド方式により溶融処理することで、土木資材となる人工石材と、金などの貴金属を含む溶融メタルを分離・濃縮し、再生資源として回収している。同社が製造する人工石材は、空冷により時間をかけて結晶化させることで、天然石と同等の硬度・耐久性をもつことが大きな特徴である。なおメルテック（株）の人工石材は、栃木県リサイクル製品（とちの環エコ製品、商品名：メルエース🄬）としても認定を受けている。

また、メルテック（株）では2021年度より前処理施設を稼働させ、塩類が多く含まれるため一般にリサイクル受入量が限られているばいじん類について、受入・再資源化を拡大していく方針。