casestudy 取組事例

アクリル樹脂のケミカルリサイクル事業化

[企業・団体名] 三菱ケミカル株式会社

開始時期(予定)

2021年アクリル樹脂のケミカルリサイクル実証設備稼働

2024年に商業機を稼働

技術やビジネスモデルの説明

ケミカルリサイクルの中心となる熱分解技術は、既存技術のみならず新技術を外部との共同開発含め検討しており、実証設備等で検証。

ケミカルリサイクルの原料となる廃アクリル樹脂は、自社アクリル樹脂工場から出る廃材のみならず、自動車分野や看板分野などアクリル樹脂が使用されている市場から広く集めてくることを視野に入れている。集めた廃アクリル樹脂をケミカルリサイクルからアクリル樹脂の原料であるMMA(メチルメタクリレート)を製造、その合成物であるアクリル樹脂をリサイクル材料として販売する。

実績や目標

1997年より自社アクリル樹脂工場から出る廃材のみを原料としてケミカルリサイクルによりMMAを製造、アクリル樹脂原料として使用していたが、技術的課題、経済性の観点で2012年に停止。

2024年に課題等を解決した技術による商業機を稼働させる。

取組を紹介したURL等

https://www.m-chemical.co.jp/news/2021/__icsFiles/afieldfile/2021/05/24/pmma.pdf