casestudy 取組事例

食品リサイクルループの構築

[企業・団体名] イオン株式会社大栄環境株式会社 イオンアグリ創造株式会社 イオンリテール株式会社 株式会社ダイエー

1. 構成メンバーとその役割、連携のポイント

イオン、ダイエー、マックスバリュ等グループ企業の店舗・PBの食品加工工場などで発生した食品廃棄物を、廃棄物処理業を営む大栄環境㈱にて堆肥化、イオンアグリ創造が営む三木里脇農場で使用し、栽培した野菜を店舗で販売するという、食品リサイクルループを構築。地域での資源循環モデルを確立した。

2. 開始時期(予定)等

2015年より開始。

3. 技術やビジネスモデルの説明

グループの事業活動に伴って発生した食品廃棄物を堆肥化し、自社農場で栽培、店舗で販売するという、「イオン完結型」のクローズド・リサイクルループを構築。イオンアグリ創造・大栄環境は、現地では定期的に「三木かんきょうフェスティバル」を開催、地域の住民や子どもたちの環境学習の場として多くお客さまにご参加いただいている。

4. 実績や目標など

2020年は、グループ企業より4476tの食品廃棄物を回収、186tの堆肥を生産している。2020年三木里脇農場より出荷した農産物は、257tである。

三木での取り組みも含め、グループで2020年までに全国10カ所でリサイクルループを構築する目標。2021年2月現在、13か所289店舗。

5. 取組を紹介したURL等

https://www.aeon.info/sustainability/haikibutsu/

https://www.aeon.info/news/2016_1/pdf/160601R_2.pdf

https://www.dinsgr.co.jp/businessfield/waste/food/