casestudy 取組事例

IT資産の再利用(リユース)・再資源化(リサイクル)

[企業・団体名] 双日株式会社 TES-AMM JAPAN 株式会社

構成メンバーとその役割、連携のポイント

TES-AMM JAPAN株式会社(以下「TES JAPAN社」(テスジャパン社)):IT Asset

Disposition(以下「ITAD」、中古IT機器や廃電子基板といったIT資産のデータ消去後の有効活用、特に再利用(リユース)・再資源化(リサイクル))

双日:金属・資源総合リサイクル事業の確立

技術やビジネスモデルの説明

使用済みIT機器の増加がもたらす環境負荷や情報漏洩リスクの高まりを受けて、環境・データセキュリティの重要度が増している。TES JAPAN社は、環境・データセキュリティに特化したITADの専門サービスプロバイダー。日本初となるDDRT(※)を導入し、顧客の敷地内で安全にサービスを提供できる体制を構築。

(※)DDRT(Data Destruction Recycling Truck):2センチの厚みのある鋼鉄のHard Disk Driveでも、顧客の敷地内において最小2ミリで破砕することでデータセキュリティを高めることができるオンサイトトラック。顧客の敷地内でデータ消去をおこなうため、データ漏洩のリスクを最小限にすることが可能。

双日は、本事業を通じてTES JAPAN社と共同で日本企業へのITADサービスの導入を図り、TES JAPAN社が提供する世界基準の電子機器ライフサイクルマネージメントサービスを通じて顧客のデータセキュリティ向上に貢献すると共に、IT機器の適切なリユース・リサイクルを普及促進することで、サーキュラーエコノミーの実現に貢献。また、TESグループが推進するリチウムイオンバッテリーリサイクル事業および蓄電池事業においても双日の広範なネットワークを活用し、共に社会ニーズに応えるサステナブルなビジネスの構築を進める。

取組を紹介したURL等

https://www.sojitz.com/jp/news/2021/01/20210115.php