casestudy 取組事例

LIMEXのアップサイクル

[企業・団体名] 株式会社TBM

開始時期

現在、一部地域で実施中。2023年に予定する自社のLIMEXおよびプラスチックのリサイクルプラント稼働に合わせ、取組みを拡大させてまいります。

技術やビジネスモデルの説明

LIMEX製の商品としての第一号は2016年に販売開始した名刺です。現在は一般消費財から商用資材まで、幅広い用途でプラスチックや紙の代替製品に活用されています。石灰石を主原料とするLIMEXは、TBM独自の技術により、物性低下率を抑えた高効率なリサイクルが可能な処方で製造されています。この特徴を活かし、ご使用いただいたLIMEXを原料とするアップサイクルを行い、資源の効率的な利用と循環を目指します。

実績や目標など

①喫茶店のメニュー表を、飲食店のトレーにアップサイクル

2020年6月から、セブン&アイ・フードシステムズ、リコー、TBMの3社共同で、LIMEX製品の資源循環モデルの構築に取り組んでいます。セブン&アイ・フードシステムズが運営するカフェ「麹町珈琲」で使われたLIMEX製のメニュー表を回収し、ペレットに加工。そのペレットで製造したトレーを、デニーズで利用しています。

②コンビニで配布する袋を、児童養護施設のランチプレートにアップサイクル

株式会社セブン-イレブン・沖縄と連携して、LIMEX製品のアップサイクルによる資源循環に取り組みました。

2019年7月に、セブン-イレブン・沖縄の開店記念福袋に石灰石を主原料とし植物由来樹脂も含む「Bio LIMEX Bag」を使用しました。使用後の袋を店頭で回収し、ペレットに加工し、そのペレットで製造したランチトレーを県内の児童養護施設9施設に寄贈しました。

取組を紹介したURL等

①セブン&アイ・フードシステムズ、TBM、リコージャパンが連携し、LIMEX の資源循環モデルを開始

https://tb-m.com/wp-content/uploads/2020/06/20200603_tbm_press-release.pdf

②セブン-イレブン・沖縄で使用された Bio LIMEX Bag をアップサイクル、再製品化した「LIMEX ランチプレート」を児童養護施設の寄贈品として提供

https://tb-m.com/wp-content/uploads/2020/06/20200626_tbm_press-release.pdf