casestudy 取組事例

音質、難燃性、色調などを追及した再生プラスチックを採用したサウンドバー『HT-S400』​

[企業・団体名] ソニーグループ株式会社

開始時期(予定)等

2022年6月​​

技術やビジネスモデルの説明​

・音質の追求 再生プラスチックを使った製品の音質がバージンプラスチックの場合と同様に、ソニーの高い音質基準を満たせるよう、長年再生プラスチックの開発を進めてきました。 HT-S400に採用している再生プラスチックは、さまざまな素材について音質評価を行った上で、組成を完成させました。さらに、製品導入時には、音響や部品の構造を工夫することで、製品ターゲットの音質を実現しています。

・高い難燃性 電気製品の部品に使用される材料は、安全性の面から、燃えにくい性質であることが非常に重要です。新たに開発した再生プラスチックは、この難燃性が高いため、難燃性が求められるHT-S400のサブウーファーの背面パネルに使用されています。

・発色の安定 再生プラスチックは色調を安定させることが難しいため、製品上で均一な色を再現すべく開発を進めてきました。結果、本再生プラスチックは製品上での品質や性能を損なわずに美しい外観を実現すると同時に、今後は幅広いカラーバリエーションの製品開発が可能になりました。

取組を紹介したURL等​

https://www.sony.com/ja/SonyInfo/csr/eco/products/home-theater/