ソニーグループ株式会社
ソニーグループ株式会社
の取組事例
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リサイクル技術開発・環境配慮設計によるマテリアルリサイクル率向上
一般財団法人 家電製品協会 パナソニック株式会社 株式会社東芝 日立グルーバルライフソリューションズ株式会社 三菱電機株式会社 シャープ株式会社 ソニー株式会社
製造事業者等に加え、排出者、小売業者、国・自治体が「費用負担」「適正引渡し」「適正処理」「啓発」等、一定の役割を担いつつ運営されている。
- 2021.06.11
- リデュース
- リユース/効率的な利用
- リサイクル
- 設計段階
- 生産段階
- 廃棄段階
- その他
- 金属
- プラスチック
- 電気・電子機器
- 同業者間での連携
- 異なる業種間の連携
- 政府・公的機関との連携
- 地方自治体との連携
- 実用段階にある取組(一般に販売しているなど)
- 複数企業・団体による取組
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ソニー独自開発の難燃性再生プラスチックSORPLAS ™のTVリアカバーへの導入によりバージンプラスチック使用量を約60%削減
ソニーグループ株式会社およびグループ会社
ソニーでは2010年以降、再生材使用率の高い再生プラスチックSORPLAS™を積極的に採用し、環境負荷低減に配慮した設計を行っています。
- 2022.06.17
- リデュース
- リサイクル
- 電気・電子機器
- 自社独自の取組
- 実用段階にある取組(一般に販売しているなど)
- 単一企業グループによる取組
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民生用カメラアクセサリーの個装箱の紙箱化
ソニーグループ株式会社およびグループ会社
従来、民生用カメラアクセサリの包装材では、ブリスターパック等のプラスチックを用い、実物を直接見せることで商品性が伝わりやすいようにしていましたが、環境配慮・ブリスターパック開封時の安全性・コスト等を考慮し、パッケージのデザイン性を最大限に活かした紙箱に変更することによって、個装箱の紙箱化を推し進めています。
- 2022.05.31
- リデュース
- 電気・電子機器
- 自社独自の取組
- 実用段階にある取組(一般に販売しているなど)
- 単一企業グループによる取組
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プレイステーション®5のプラスチック包装材の削減
ソニーグループ株式会社およびグループ会社
プレイステーション®4と比較して、プラスチックトレイを紙製パルプクッションに変更、プラスチックケーブルバンドを紙製に変更、付属品を入れていたポリ袋を可能な範囲で撤廃、アクセサリの梱包箱のプラスチック製ディスプレイウィンドウの廃止などを行った。
- 2021.05.31
- リデュース
- 電気・電子機器
- 自社独自の取組
- 実用段階にある取組(一般に販売しているなど)
- 単一企業グループによる取組
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ヘッドホンのプラスチック包装材の大幅削減
ソニーグループ株式会社およびグループ会社
従来のヘッドホンの包装材では、ブリスター包装を使い、実物を直接見せることで商品性が伝わりやすいようにしていました。
- 2022.05.31
- リデュース
- 電気・電子機器
- 自社独自の取組
- 実用段階にある取組(一般に販売しているなど)
- 単一企業グループによる取組
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籾殻を原料とした新素材Triporous™(トリポーラス)のライセンス提供による資源循環に寄与する新市場の開拓
ソニーグループ株式会社およびグループ会社
ソニーは、優れた吸着特性を持つ植物由来の多孔質カーボン素材トリポーラスを開発し、基礎から応用まで幅広い特許を取得後、2019年よりライセンス提供を行っています。
- 2022.05.31
- 再生可能
- 生産段階
- 繊維・衣類
- 該当なし
- 自社独自の取組
- 異なる業種間の連携
- 実用段階にある取組(一般に販売しているなど)
- 単一企業グループによる取組
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高い再生材率の再生プラスチックと環境に配慮したパッケージを採用した完全ワイヤレス型ヘッドホン『LinkBuds(リンクバッズ)』
ソニーグループ株式会社
高い再生材比率と高品質を両立した再生プラスチックを開発し、ヘッドホン本体の複数部品と充電ケース(※1)に使用する樹脂素材にこの再生プラスチックを採用しました。
- 2022.05.31
- リデュース
- リサイクル
- 電気・電子機器
- 自社独自の取組
- 実用段階にある取組(一般に販売しているなど)
- 単一企業グループによる取組
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再生プラスチックと環境に配慮したパッケージを採用した、ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン『WH-1000XM5』
ソニーグループ株式会社
高い再生材比率と高品質を両立した再生プラスチックを開発し、ヘッドホン本体の複数部品に使用する樹脂素材にこの再生プラスチックを採用しました。
- 2022.05.31
- リデュース
- リサイクル
- 電気・電子機器
- 自社独自の取組
- 実用段階にある取組(一般に販売しているなど)
- 単一企業グループによる取組
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カメラ本体への再生プラスチック採用や梱包材のプラスチック削減など、機能性を保ちながらも、同時に環境配慮と省資源化を両立したフルサイズミラーレス一眼カメラ『α7 IV』
ソニーグループ株式会社
商品開発、サプライチェーン、生産、梱包といった製品ライフサイクルのすべてのステージで環境負荷低減の取り組みを行っています。
- 2022.05.31
- リデュース
- リサイクル
- 電気・電子機器
- 自社独自の取組
- 実用段階にある取組(一般に販売しているなど)
- 単一企業グループによる取組
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プラスチックを使用しない個装パッケージ『Xperia PRO-I』、 『Xperia 1 III』(SIMフリーモデル)
ソニーグループ株式会社
Xperiaはこれまでに、パッケージ表面の保護加工の変更や表面に貼るシールの紙化などを行い、パッケージに使用するプラスチックの削減を進めてきました。
- 2022.05.31
- リデュース
- リサイクル
- 電気・電子機器
- 自社独自の取組
- 実用段階にある取組(一般に販売しているなど)
- 単一企業グループによる取組
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音質、難燃性、色調などを追及した再生プラスチックを採用したサウンドバー『HT-S400』
ソニーグループ株式会社
音質の追求 再生プラスチックを使った製品の音質がバージンプラスチックの場合と同様に、ソニーの高い音質基準を満たせるよう、長年再生プラスチックの開発を進めてきました。
- 2022.06.17
- リデュース
- リサイクル
- 電気・電子機器
- 自社独自の取組
- 実用段階にある取組(一般に販売しているなど)
- 単一企業グループによる取組
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再生材利用率最大99%を実現したソニー独自開発の難燃性再生プラスチックSORPLAS™
ソニーグループ株式会社
ソニーが開発した難燃性再生プラスチックSORPLAS™ (Sustainable Oriented Recycled Plastic、ソープラス)は、「廃棄物に新しい価値を付与したい」というソニーの強い思いを体現させるため、1995年より中央研究所でスタートした研究開発の成果として誕生しました。
- 2022.06.17
- リデュース
- リサイクル
- プラスチック
- 自社独自の取組
- 同業者間での連携
- 異なる業種間の連携
- 実用段階にある取組(一般に販売しているなど)
- 単一企業グループによる取組
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大型テレビで発泡スチロールを使った梱包を廃止 環境に配慮した100%バイオマス由来の素材を採用
ソニーグループ株式会社
ソニーの小型製品においては包装材の紙化を進めてきたが、テレビのような大型で重量のある製品では、輸送時の耐衝撃性を確保するため、発泡スチロールを緩衝材として使用し続けてきた。 今回、発泡スチロールの代替として、株式会社カネカ製のカネカ生分解性バイオポリマー Green Planetの発泡体を採用した。
- 2024.05.31
- リデュース
- 再生可能
- 設計段階
- 生産段階
- 電気・電子機器
- 自社独自の取組
- 異なる業種間の連携
- 実用段階にある取組(一般に販売しているなど)
企業としての循環経済への取組に対する基本的な価値観や方針
ソニーは、あらゆる生命の生存基盤である地球環境が保全され、現在だけでなく将来にわたり、健全で心豊かな持続可能な社会を実現するために、自らの事業活動および製品のライフサイクルを通して、2050年に環境負荷をゼロにすることを目指す環境計画「Road to Zero」を策定しています。
資源については、事業活動における新規の資源投入量を最小化するために重視する資源を特定し、その新規材料の利用量ゼロを目指しています。また、市場からの製品の回収・リサイクルに最大限の努力をします。
循環型ビジネスにおける市場機会や自社の強み
国際社会では、有限な資源を持続的に利用することや、廃棄物による環境影響を低減するために、資源循環の徹底や最終廃棄物の最小化が求められています。
ソニーは独自開発した難燃性再生プラスチックSORPLASTM(ソープラス)の製品への導入拡大や、プラスチック包装材の削減、小型製品のプラスチック包装材の全廃などの施策により、再生材や再生可能資源の利用が評価される製品の市場拡大に対応していきます。また、余剰バイオマスである籾殻を原料としたTriporousTM((トリポーラス)を独自開発し、ライセンス提供することで、資源循環に寄与する新しい市場を開拓していきます。
指標・目標の設定
ソニーは、2050年の「環境負荷ゼロ」に向け、段階的に環境中期目標を設定しながら活動しています。2021年度からはソニーグループ環境中期目標「Green Management 2025」で掲げられた下記の循環経済に関連する商品/サービスの目標の達成に向けて活動しています。
・製品(包装材を除く) 1台あたりのバージンプラスチック使用量 10%削減
・製品1台あたりのプラスチック包装材使用量 10%削減
・新たに設計する小型製品のプラスチック包装材全廃
実施体制
ソニーは、「ソニーグループ環境ビジョン」の実現、環境中期目標の達成、法規制やグループとして定めた規則類の遵守を徹底するために、グローバルに統一した環境マネジメントシステムを構築し、継続的に改善しています。
ソニーでは、環境に配慮した製品の製造、販売や製品リサイクルの実施などの施策を推進するため、グループ全体の環境マネジメントを統括する本社環境機能を有し、目標・規則の制定やパフォーマンスのモニタリング、社内コミュニケーション等を行っています。本社環境機能はソニーの経営層が統括しており、その最高責任者はソニーグループ株式会社の執行役です。社長を含むマネジメント層では定例会議において、サーキュラーエコノミーを含む環境重要課題を共有、議論、意思決定をしています。