取組事例
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剥離紙を必要としない感熱接着方式である『ヒートラベリングシステム』で、廃棄物(剥離紙) のゼロ化及び、お客様工場での生産効率、使用後の資源循環サポートの推進!
寿精版印刷株式会社
あらかじめラベルに糊剤がついているタックラベルは、商品にラベルを貼り付ける製造工程において、ラベル剥離紙からラベルを剥がして使用され、剥離紙部分は不要となります。この剥離紙の使用量は、国内製造業全体では、月間1.16億m2にのぼるといわれており、そのほとんどが資源として回収・再利用されることなく、廃棄・焼却されています。 当社では、あらかじめ糊剤がついているにもかかわらず剥離紙を必要としない、感熱接着方式である、ヒートラベルを開発し、ラベル全体の約4割を占める剥離紙そのものを無くしました。 設計段階から製品資源の減量化、及び各ステージにおけるステークホルダーの課題解決の提案を行うことで、当社は、ご賛同いただけるお客様と共に、剥離紙の製造時に発生する廃棄物やコスト、ラベル貼り付け後に発生する廃棄物(ラベル剥離紙)のゼロ化、製造時の作業効率化、そして、使用後の資源循環へのサポートを推進しています。
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『廃棄材料の資源循環』 <製品にならない印刷物(損紙)>
寿精版印刷株式会社
印刷をする過程で、見当合わせや色調整等により、製品にならない印刷物(損紙)が発生します。当社で発生する損紙は、使用されている材料種ごとに分別し、お客様情報が流出しないように破砕された後、各リサイクル業者にて回収されます。そして、各リサイクル業者にて原料化された後、また製紙メーカーのもとへ渡され、新たな製品として、あるいは製品を作るための固形燃料(RPF)として、生まれ変わっています。
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『熱転写箔』で各ステージのお客様に寄り添うトータルソリューション提案の推進!
寿精版印刷株式会社
熱転写とは、耐熱フィルムに絵柄を印刷し、熱と圧を加えて絵柄(インキ層)を基材(成型品)に一瞬で絵付けする技法のことです。 通常、直接印刷の場合、多色の絵柄になるほど、印刷ミスによる基材ロスや印刷作業時間が増加し、歩留まりも悪く納期までに時間が必要となります。 また、水圧転写だと、転写加工後に大量の廃液が発生するだけでなく、加工にも時間がかかり、結果として納期がかかります。
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環境にやさしい『紙』のブランド エリプラシリーズ
大王製紙株式会社
紙は再生可能な木質原料を使用しており、プラスチックに代わる素材として注目され、活用が進んでいます。 『エリプラシリーズ』は、さまざまな用途に対応するため、創業以来培ってきた抄紙技術や塗工技術を駆使しライ ンナップを拡充、循環型社会の実現を目指し展開を進めていきます。
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ポリスチレンリサイクル技術
スルザージャパン株式会社
ポリスチレンの熱分解に関し、フィンランド最強の研究機関の強みとスルザーの既存のSuRe™スチレン技術を組み合わせた技術パートナーVTTと共同で行っています。ポリエチレンとポリプロピレンの汚染を含むさまざまなポリスチレン廃棄物を試験すると、スチレンモノマーの64%の収率が達成されることが示されています。モノマーの品質は、食品包装用途を含むあらゆる品質のポリスチレンの製造に適しています。
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バイオ燃料技術ライセンス
スルザージャパン株式会社
BASFとの協業のもと、BASFとの共同開発目標は、プラスチックリサイクルやバイオ燃料向けの既存のMaxFluxおよびBioFlux技術を、歩留まりとエネルギー消費量の面で最先端の触媒および吸着剤技術で改善し、技術の二酸化炭素排出量を削減し、CAPEXとOPEXの要件を改善することです。
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循環型ポリマー技術
スルザージャパン株式会社
プラスチックと材料のリサイクル スルザーは、繊維リサイクルを専門とする企業であるWorn Again Technologiesの主要株主です。2022年には、スイスのヴィンタートゥールに最初のパイロットプラントを建設し、スルザーがWorn Again Technologiesのシェアを拡大したことを発表しました。スルザーケミテックは、ポリ乳酸(PLA)ポリマーおよび共重合体のプロセス開発とライセンス供与における経験に基づき、バイオベースポリマーのプロセス技術のポートフォリオを作成しています。2022年には、乳酸などのさまざまな原材料をテストするためのパイロットプラントの設立と、PLAポリマーの特性を変更するための処方の開発に大きな進展がありました。
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サーキュラー・エコノミーの実現に向けた、不要品の回収・選別・再流通を一気通貫で行うサービス「PASSTO(パスト)」を開発
株式会社ECOMMIT
15年以上、不要品の再流通に取り組んできましたが、その中で最大の課題は、ものを「捨てる」ためのインフラに対して「循環させる」ためのインフラが生活者の身近に存在していないということです。 この課題を解決するために、不要品の回収・選別・再流通を一気通貫で行うオリジナルブランド「PASSTO(パスト)」を開発しました。
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埼玉県さいたま市とカインズと連携・協働し、リユース促進の実証事業を実施
株式会社ECOMMIT さいたま市 株式会社カインズ
さいたま市が地域の循環型社会形成を推進するために掲げる「ともに取り組み、参加するめぐるまち(循環型都市)“さいたま”の創造」、カインズが掲げる「まちのくらしをみんなでDIY。」する「くみまち構想」の実現に向け、さいたま市、カインズ及びECOMMITが連携・協働し、資源循環のなかでも、リユースの促進の実証事業として実施します。カインズの店舗で回収した衣類をECOMMITが選別し、再流通します。
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伊藤忠商事と共同で、本当に循環するファッションの未来を実現する「Wear to Fashion(ウェア・トゥ・ファッション)」を開始
株式会社ECOMMIT 伊藤忠商事株式会社
ファッションロス=衣類廃棄の問題に対する取り組みとして、使用済みの繊維からリサイクルしたポリエステル「RENU」を提供する伊藤忠商事繊維カンパニーと共同で、2022年からWear to Fashion(ウェア・トゥ・ファッション)というサービスを開始。
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佐賀県佐賀市と「環境に配慮した地域資源循環の連携に関する協定書」を締結。イオンでの衣類の持ち込みにポイントを付与する実証事業を実施。
株式会社ECOMMIT 佐賀市 イオン九州株式会社
佐賀市の地域資源を最大限に活用し、持続可能な循環型社会の構築の推進を目的とした「環境に配慮した地域資源循環の連携に関する協定書」を締結。
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芙蓉リースが提供するサーキュラ―エコノミーリース(CEリース)
芙蓉総合リース株式会社
「サーキュラーエコノミーリース(CE リース)」は残価設定とリース満了時の物件返却条項を活用した、サーキュラーエコノミーを推進するリースです。 使用価値を維持した状態で返却された製品を、芙蓉リースが確実にリユース・リサイクルを行い、製品寿命の長期化と資源再生の向上を図ります。