casestudy 取組事例

建築におけるリノベーション 「TENNOZ Rim」

[企業・団体名] パナソニック株式会社

サーキュラーエコノミーの考え方をベースとした取り組みを進めています。その1つは、建築におけるリノベーションです。かつて当社がショウルーム等として20年近く利用してきたビルをパートナー企業と共にリノベーションし、コワーキングスペース、スタジオ、ラボ、ラウンジ、カフェなどを有する複合施設であTENNOZ Rim※1へと生まれ変わらせました。既存の建物を有効活用し、新築の時以上の性能になる工事であるリノベーションはリマニファクチュアリングの1つと考えています。

また、TENNOZ Rim内のカフェにて、利用者が定額プランに加入し、高濃度セルロースファイバー成形材料のリユースカップを持参すると、ドリンク1杯もしくはフード1品を提供される飲食サブスクリプションモデルの実証実験※2を実施し、使い捨てプラスチック容器削減に貢献しました。本実証実験を通して、文化・アートの発信基地として近年注目を集める天王洲エリア全体の新たな賑わいづくりと使い捨てプラスチック容器削減に貢献すると共に、環境に優しい容器の普及活動によるサーキュラーエコノミーの貢献を目指していきます。

■参考URL

※1

https://www.tennoz-rim.tokyo/

※2

https://news.panasonic.com/jp/press/data/2020/09/jn200910-1/jn200910-1.html