casestudy 取組事例

使用済み食品用紙容器リサイクル事業 ”レッツ紙カップリサイクル”

[企業・団体名] 日本製紙株式会社 浜松グリーンウェーブ株式会社 特定非営利活動法人 エコライフはままつ 浜松市

構成メンバー

主催  日本製紙株式会社

共催  浜松グリーンウェーブ株式会社

企画運営  特定非営利活動法人 エコライフはままつ

後援  浜松市

開始時期

2021年4月1日

活動概要とメンバーの役割

紙-プラスチック複合素材であること、食品残渣による汚れ・水濡れのため、リサイクル不適とされて、使用後は廃棄物になる食品用紙容器類(飲料用紙コップ、各種食品用紙容器)も、適切に洗浄し分別することで資源として再生利用できることを実証し、消費者のリサイクルへの意識向上に努め、使用済み食品用紙容器を新たな資源として活用できる社会システムを構築し、可燃ごみの削減、徹底した森林資源の有効利用、CO2の固定化推進を目指している。

今回の活動は、浜松市が進める可燃ごみ削減の取組みの一助として、エコライフはままつが浜松市の環境啓発施設「えこはま」において、児童・生徒等へ使用済み食品用紙容器(アイスクリーム容器、ヨーグルト容器、飲料用紙コップに限定)の回収リサイクルを啓発し、浜松グリーンウェーブが浜松市から受託管理する施設に設置された専用回収ボックスに、市民の手 で”洗って、乾かして”収集可能な状態にした使用済み食品用紙容器を分別回収し、紙資源としてリサイクルする取り組みである。

回収物は、集積後、日本製紙へ搬入、紙部分は板紙原料として再生利用し、プラスチック部分は熱エネルギー源として板紙製造に利用する。

目標

現在、この取り組みでリサイクル対象とした使用済み食品用紙容器は廃棄されているため、消費者がこれらのリサイクルに理解を示し、協力して頂けるかどうかというリサイクルの初歩の点から検証を行っている。

浜松市から始まるこの活動が、多くの方々から賛同を頂き、社会に受け入れられ、回収拠点や回収対象物を拡大させつつ、近隣地域へ展開すること、さらに、最終的に経済合理性の観点からも成立し、使用済み食品用紙容器全般が古紙資源として広く流通し、再生利用される社会の実現を目標としている。

取組を紹介したURL

https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/shise/koho/koho/hodohappyo/2021/3/2401.html

https://r-kurashi.machipo.jp/shizuokaken_6R/report/20210416ecohama.html

https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/880507.html

https://chemical-news.com/2021/05/06/日本製紙%E3%80%80浜松市で使用済み紙容器のリサイクル/

https://www.kpps.jp/papermall/knowledge/NEWS/KNP0011446

https://ecolifehamamatsu.com/hamamatsu/#kamigomi

https://www.nipponpapergroup.com/news/year/2021/news210324004845.html