casestudy 取組事例

生分解かつバイオマス由来新規プラスチックの農業用フィルム等開発および実用化実証事業

[企業・団体名] 三菱ケミカル株式会社

構成メンバーとその役割、連携のポイント

農研機構:生分解性フィルムの分解評価・分解酵素の安定生産に向けた基礎的情報の収集

神奈川県農業技術センター:生分解性フィルムの圃場での展張実証と評価

静岡県立大学:分解酵素の安定生産に向けた基礎的情報の収集

茨城県農業総合センター:生分解性フィルムの圃場での展張実証と評価

山梨県総合農業技術センター:生分解性フィルムの圃場での展張実証と評価

三菱ケミカルアグリドリーム:生分解性フィルムの開発と低コスト化

開始時期

令和元年

技術やビジネスモデルの説明

環境省による「脱炭素社会を支えるプラスチック等資源循環システム構築実証事業」。エネルギー起源CO2排出を抑えつつ、農業生産を安定・向上させる新しい社会システムの普及を目指す。生分解かつバイオマス由来のプラスチックを改良し、その分解を制御する方法を作り上げ、廃棄処理が要らない農業用フィルムをより多くの作物や地域に拡大するための実用化実証を行う。

実績や目標など

石油資源代替かつ生分解性樹脂とそれを用いたフィルムを改良し、その分解を制御する方法とモニタリングの手法を作り上げ、技術的にコストを下げるアプローチを行い、これらの効果を農業の現場の条件で実証し、ライフサイクル・経済的な評価も加え、廃棄処理が要らない農業用フィルムをより多くの作物や地域に拡大する。

取組を紹介したURL等

http://www.env.go.jp/recycle/post_67.html