casestudy 取組事例

食品ロス削減に寄与する費用保険の提供

[企業・団体名] 損害保険ジャパン株式会社 セカンドハーべスト・ジャパン

損害保険ジャパンは、日本初のフードバンクであるセカンドハーベスト・ジャパンと連携し、まだ食べられるにもかかわらず、様々な理由で市場価値を失った食品をフードバンクに寄贈することにより、食品ロスの削減に寄与する新たな仕組みを構築し、寄贈にかかる費用を補償する保険の販売を開始しました。

食品輸送中の事故により、食品そのものは全く被害を被っていないにもかかわらず様々な理由で市場価値がないと判断された食品が多く存在しています。一方で、食品ロス削減は、SDGsの持続可能な開発目標の1つとして、食品業界が抱える大きな課題となっています。

この状況を踏まえ、当社は食品輸送中の事故により市場価値がなくなったと判断された食品をセカンドハーベスト・ジャパンへ寄贈し、寄贈にかかる費用を保険金で補償する商品を開発し、食品事業者を対象に2019年11月から販売しています。なお、セカンドハーベスト・ジャパンに寄贈した食品は、生活困窮家庭等に提供することで、生活支援に役立てています。

この取り組みは当社が1993年からSOMPO環境財団、日本環境教育フォーラムと協働で提供している「市民のための環境公開講座」の食品ロスの講座を受講した社員が企画したものであり、グループ間でのシナジー効果が生まれたものです。

損害保険ジャパンウェブサイト

持続可能な食糧供給に向けた取り組み【業界初】食品ロス削減に寄与する費用保険の販売開始

https://www.sompo-hd.com/csr/action/customer/content7/