casestudy 取組事例

本体重量の84%にリユース部品を採用した再生型 フルカラーデジタル複合機「ApeosPort-VI C RC」シリーズ

[企業・団体名] 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社

開始時期(予定)等

1995年にお客様使用済み機器の回収、リユース・リサイクルを開始。2022年9月に、再生型 フルカラーデジタル複合機「ApeosPort-VI C RC」シリーズを発売しました。


技術やビジネスモデルの説明

「ApeosPort-VI C RC」シリーズは、お客様が使用された商品を回収し、所定の基準で部品をリユースし、新造機と同等の品質・信頼性を保証した製品が「再生型機」です。循環型社会への移行にお役立ていただくだけではなく、当社がご提供するマネージド・プリント・サービスでも活用することで、より多くのお客様へご活用いただいています。


実績や目標など

「使用済み商品は、廃棄物ではなく、貴重な資源である」という考えのもと、お客様から回収した使用済みの商品を所定の基準でリユースし、品質・信頼性を保証しています。当社では、性能・安全性に影響がない限り、できる限り積極的にリユース活用しています。「ApeosPort-VI C RC」シリーズは、部品リユース率を最大84%(重量比)と従来の再生型機※1から大きく向上しました。新品部品の使用点数を減らすことにより製品の原材料調達に関わるCO2排出量を、新造機※2と比較して最大76%※3削減、さらに製造・輸送やお客様の使用などを含む製品ライフサイクル全体のCO2排出量を最大56%※3削減し、環境負荷を大幅に低減しています。


※1 ApeosPort-V CRシリーズ

※2 ApeosPort-VI C4471

※3 ApeosPort-VI C4471 RCにおいて新造機を100%とした場合


取組を紹介したURL等

https://www.fujifilm.com/fb/company/news/release/2022/78826

https://www.fujifilm.com/fb/company/csr/svp2030/environment/recycle.html