casestudy 取組事例

再生プラスチックの市場拡大を目指す動静脈連携組織 Sustainable Plastics Initiative(SusPla)

[企業・団体名] Sustainable Plastics Initiative(SusPla) 石塚化学産業株式会社 いその株式会社 株式会社近江物産 一般社団法人サステナブル経営推進機構積水化学工業株式会社大栄環境株式会社 株式会社タイボー 株式会社デンソー 株式会社富山環境整備トヨタ自動車株式会社 パナソニック ET ソリューションズ株式会社 三井化学株式会社

構成メンバーとその役割、連携のポイント

Sustainable Plastics Initiative(SusPla:サスプラ)は、品質向上・安定供給に資するマテリアルリサイクルによる再生プラスチック市場の拡大を目指して設立された任意団体です。

プラスチックの再生利用拡大における諸課題に対しては、経営基盤の大小や従来の商慣行を超えた動静脈連携しての対応が求められるなか、日本を代表するリサイクラーやメーカー、商社など動静脈双方から67会員(2024年7月16 日時点)が参画しており、自動車・家電・化学・プラスチック成形加工・繊維など幅広い産業分野、大学・研究機関、そして自治体等、プラスチックの再生利用に関わる多様なステークホルダーが集結していることが特徴です。

本団体の運営を担う理事会・幹事会は、石塚化学産業株式会社、いその株式会社、株式会社近江物産、一般社団法人サステナブル経営推進機構、積水化学工業株式会社、大栄環境株式会社、株式会社タイボー、株式会社デンソー、株式会社富山環境整備、トヨタ自動車株式会社、パナソニックETソリューションズ株式会社、三井化学株式会社(社名五十音順)、特別アドバイザー(有識者)から構成されています。


設立時期

2024年7月16日に設立


目標および今後の活動(予定)

SusPla では、2030 年国内でのマテリアルリサイクルによる再生プラスチック利用倍増への寄与を目指します。以下の 4 つの内容を軸に、今後会員へのニーズ調査等を行いながら、リサイクルを取り巻く社会課題に対するアクションを SusPla 会員が主体となって推進できる組織体制づくりを行い、活動を拡大して参ります。

①再生プラスチックの品質確保、安定供給に資する認証制度(SPC 認証(仮)※)の普及、推進、社会実装

②環境性能指標(CN政策に合致する製品環境指標)の検討、開発

③動静脈連携の課題解決および推進

④社会全体への理解促進

※SPC(Sustainable Plastics Certification)認証制度(仮):SusPla 設立準備会が中心となって開発検討が進められてきたもので、今後公正な機関において制度化が見込まれる新たな認証制度。再生プラスチックに関するエンドユーザーの理解を促進し、再生プラスチック需要者の適正評価と使用量拡大につなげるため、需要者側が安心かつ安定して使える再生プラスチックのマテリアルリサイクルシステムを第三者が認証する制度。事業所単位もしくは工場単位で認証の取得が可能。


ホームページURL

https://suspla-initiative.net/