casestudy 取組事例

廃木材のマテリアルリサイクルと循環物流

[企業・団体名] 東京ボード工業株式会社

開始時期(予定)等

1991年

技術やビジネスモデルの説明

当社のビジネスモデルは、廃木材を回収し製品(パーティクルボード)化し、木材をマテリアルリサイクルすることで炭素を固定化し地球温暖化改善に貢献しています。また子会社いて製品配送(貨物運送業)とその帰り便での廃木材回収(収集運搬業)を行い、循環物流を行い物流のCO2削減も実施しております。

廃棄:マンション・戸建て等の建築現場及び建築物等が解体される際に発生する木材、倉庫から発生する木材パレット、港から発生する梱包木材、有効利用できない林地残材等、廃棄されてしまう木材を全て当社で回収又は持ち込まれます。

製品化:回収又は持ち込まれた廃木材は、当社工場で破砕機にてチップ化し、パーティクルボードの原料となり、パーティクルボードに製品化されます。

使用:製品化されたパーティクルボードは住宅部材等で使用されます。ほぼ納品も当社にて行います。

老朽化した住宅等が建て替えや解体された際、当社のパーティクルボードは建て替えや解体時に発生した他の木材と共に当社で回収又は持ち込まれ、「廃棄→製品化→使用」が繰り返されることで、木材を焼却処分することなくせず、マテリアルリサイクルを行い炭素を固定しています。

実績や目標など

実績(2020年4月~2021年3月)

廃木材の受入量

117,266t

パーティクルボード出荷量

88,115t

取組を紹介したURL等

https://www.t-b-i.co.jp/