casestudy 取組事例

スーパーカーテンダー九州/リサイクルタウン

[企業・団体名] 株式会社タウ

開始時期(予定)等

2024年1月 スーパーカーテンダー九州開設

2024年10月 佐賀県みやき町にて「リサイクルタウン宣言」を表明


技術やビジネスモデルの説明

当社は 「循環型社会」の実現を目指し、車両の損傷状況に応じた最適な利用方法を判定してリユース・リサイクルを行う「カー・トリアージ」の実践を基幹事業として取り組んでいます。2024年1月、損害車リユース・リサイクルのノウハウを集約した複合施設「スーパーカーテンダー九州」を佐賀県みやき町に開設しました。同施設では、車両の買取り・小売・鈑金修理の他、解体処理によるパーツや素材生成など資源化までを行う一気通貫型の事業を展開しております。人とクルマと地球への「安心・安全」を誓い、高品質な自動車サービスの提供と自動車のリユースリサイクルを通じて循環型社会への貢献を目指してまいります。

加えて、今年1月、みやき町および株式会社浜屋(本社:埼玉県東松山市、代表:小林茂)と「リサイクルタウン構想連携協定」を締結いたしました。10月にはみやき町および浜屋と共同記者発表会を開催し、みやき町の岡町長より「リサイクルタウン宣言」が表明されました。

本取組みは、クルマに限らず自治体から発生する全ての不用品を適切に循環させることで温室効果ガスの排出量削減を目指し、地域産業への発展や地域課題の解決を目的としています。みやき町では現在、毎月第3日曜日を「リサイクルデー」と指定し、缶・ビン・ペットボトル・古紙など資源ゴミの回収を推進しています。今後は浜屋が連携し、家具や家電・雑貨など一般不用品の回収対象品目が増えることで、これまで捨ててしまっていたあらゆるモノにも価値を見いだし、町内のリユース・リサイクルを促進してまいります。

不用品回収で生み出した財源は、新たに創設した「みやき町リサイクル基金」で管理し、町全体に還元いたします。リユース・リサイクルに協力した住民の方々には、同町の地域通貨である「みやきpay」ポイントを抽選で付与することを検討しています。また、町全体に対しては、環境美化や環境教育の強化など、循環型社会構築に向けた取組みに資することを目的とし、基金を活用することを予定しています。


実績や目標など

地域で発生する廃棄物を可能な限り削減し地球環境保全に貢献すること、そして、本来ゴミとして費用をかけて処理していたモノを有価で回収することによる経済的還元、さらには、暮らしやすさの向上を目指した地域課題解消に寄与し、「リサイクルタウン」をみやき町の新たな生活文化として地域の活力・魅力の創出に繋げていくことを目標としております。


取組を紹介したURL等

スーパーカーテンダー九州

https://ai-cartender.com/super-cartender-kyushu/

リサイクルタウン

https://tau.co.jp/news/3835/